ついにドラム式洗濯乾燥機、買い替え!日立ビッグドラムBD-SV120H のレビュー

約10年間使用したPanasonicのドラム式洗濯機。ついにお別れしました!!!!!

1時間40分ほどで終わるはずだった乾燥は、掃除してもすぐ4時間以上かかるようになってしまうし、内部の埃がとてつもない量だし、さすがに10年は寿命かなと。

今回はなんと日立のビッグドラムにしてみました。使ってみないと分からなかったメリット・デメリットあったのでシェアしたいと思います。

BD-SV120H(1つ型落ちで約17万円でした)

◆日立 ビッグドラム BD-SV120H の良かった点

  1. 乾燥フィルターがない!
  2. シンプルな槽洗いがある
  3. 排水フィルターが掃除しやすい形状
  4. ナイアガラの滝洗いでジャバジャバ洗える
  5. モーターが強い
  6. 洗濯槽内が広くてたくさん入る

1.乾燥フィルターがない!

なんといってもビッグドラムにした決め手がこれです。「乾燥フィルターなくしました」のモデルです。

Panasonicのドラム式洗濯機を長年使用されている方ならわかると思いますが、毎回埃を取らなければならないのがとても手間ですし、毎回取っていても目詰まり、内部への埃の侵入、乾燥時間の長時間化、、、など問題がたくさんありました。

Panasonicはこの点はあまり重視しておられないのか、最新モデルも同じ機構の乾燥フィルターがついていました。また同じ悩みを抱えるのは嫌すぎて、日立に替えました。(家電量販店の方も、日立のほうが顧客の声を反映させて開発を進めている感じだと仰っていたので)

ちなみに、埃は水で流して下の排水フィルターに行くようになっているようです。途中で詰まるのでは?と心配でしたが、一か所に固めた埃を流すわけではなく何か所かに分散された状態から流されるので、その点は大丈夫そうでした。

毎回掃除しなくてよくてラク~!!!!!!!

あと、Panasonicでは乾燥フィルターが上にあった分、洗濯機周りが埃だらけになりやすかったのですが、日立のビッグドラムは乾燥フィルターがないので、洗濯機周りがいつもクリーンな感じです。地味に嬉しい。

2.シンプルな槽洗いがある

「すすぎ1分、脱水1分」というシンプルな槽洗い機能があります!薬剤を入れて月に1回・何時間も回す洗浄・・・とは違って、日々使える槽洗い機能がとても便利です。特に乾燥後。

乾燥後に扉を開けると、(私の所感ですが)Panasonicのときもよりもたくさんの埃や髪の毛が扉周囲のゴムに付着しています。このまま次に「洗濯」をすると、洗い終わった衣類に埃がたくさん付着してしまうんです~~ なので、乾燥後はいったん「槽洗い」をします。すると結構な勢いの滝水で槽内を洗ってくれて、排水フィルターをあけると普段の3倍くらいの埃が!!!!!!!

3回乾燥したら1回槽洗いするのがいいらしいです。その間は乾燥後は濡らしたティッシュなどでゴムの埃を取るようにしています。

3.排水フィルターが掃除しやすい形状

Panasonicのクシ型みたいな排水フィルターに比べて、日立のは凹凸がほとんどなく、ゴミを取りやすいです!ティッシュや歯ブラシで優しくぬぐって取ってます。

4.ナイアガラの滝洗いでジャバジャバ洗える

「ドラム式洗濯機って少ない水で洗うから汚れが落ちないんでしょ・・・」っていう人が時々います。

ナイアガラの滝(大水量+勢い)でジャバジャバ洗うドラム式洗濯機が日立のビッグドラムです!それゆえに、汚れはもちろんよく落ちます。子供の絵具スモッグとかもかなり綺麗になってて驚きました。

Panasonic時代からは考えられないくらいの滝洗いに今でも驚きっぱなしです。

5.モーターが強い

日立はもともと工業製品を作っているので、モーターはかなり強いようです。実際、回転数が上がっても機械に余裕がある感じがします。安定感というか。うちは1日に何度も洗濯機を回すので、モーターが丈夫な洗濯機が良いなと思って日立を選びました。

6.洗濯槽内が広くてたくさん入る

洗えるリットル数?は以前使っていたドラムと同じはずなのですが、洗濯槽内がとても広く感じられます。実際、ベッドマットやタオルケット、その他衣類などを入れてもすんなり入り、1回で洗濯できます。Panasonicのときは「こんなに洗濯物を入れたら少ない水でキレイに洗えない・・・」と思っていた部分もありますが、日立のビッグドラムの水量なら絶対大丈夫な自信があります。笑

◆日立 ビッグドラム BD-SV120H の微妙だった点

  1. モーター音がうるさい
  2. 乾燥時、ゴムのにおいがきつい
  3. 乾燥時間は標準で長め
  4. 乾燥一時停止後、すぐに扉を開けられない
  5. ランニングコストは気になる(水道代・電気代)

1.モーター音がうるさい

実際のところは1週間もすれば慣れて気にならなくなりましたが、はじめはモーターの「ウーン – ウーン」という音にびっくりしました。「ブーーーーーーーン」のときもあって、ヘリコプターみたいにどこか飛んでいくのかな?と思ったりもするほどでした。

これはメリット4で書いたように、モーターが強いことの裏返しですね。

2.乾燥時、ゴムのにおいがきつい

乾燥している途中、そして乾燥が終わった後も、洗濯槽のゴムのにおいが結構充満してます。これは予想外でしたね・・・タオルにもにおいが付いているときがあって、特に最初のほうは乾燥後に子供に「くさい!」と言われてしまいました。工業製品のゴム!?みたいなにおいです。

洗濯するたびに消えていったらいいなぁ・・・

⇒数か月してゴムの匂いは消えました!ただ、代わりに下水のような匂いが気になるようになりましたがT_T

3.乾燥時間は標準で長め

Panasonicのときは、乾燥時間が最短で1時間40分でした。が、日立のビッグドラムは少量でも2時間以上は回ります。高温でより長く乾燥するので、カラッとは仕上がりますが衣類へのダメージはPanasonicよりありそうです。

4.乾燥一時停止後、すぐに扉を開けられない

乾燥スタートして、あっこれも乾燥機に入れたい!ってときありますよね?(ね?)そんなときに一時停止したら数秒で扉が開けられたPanasonicと違って、日立はなかなかロックが解除されません。高温で乾燥してるため、送風などで乾燥機内の温度を下げて安全な温度になってからロックが解除されます。これが何分かかるのかわからないのが地味に不便です。

5.ランニングコストは増える(水道代・電気代)

ナイアガラの滝でジャバジャバ洗うので水道代はPanasonic時代と比べて絶対上がると思います。

あと乾燥方式が、Panasonicはヒートポンプ式なのに対し、日立はヒーター乾燥(ドライヤーみたいなもの)なので、電気代が1回あたり数円ですが高くなります。また、温風を冷却するのに日立のほうは冷却水を使うのでここでも水を使います。※洗濯が終わったからといって水栓を閉めてから乾燥すると、何時間かかってもカラッと乾きません。水栓は乾燥時にも「開」にしておいてくださいね!私の失敗談より。


結果、使ってみて、え~~~~・・・ってこととか、便利~~~~☆☆☆ってことが色々ありました。プラスマイナスして、乾燥フィルターの毎回の掃除の手間がない分で日立が勝ってる状態です私の中では。あとは数年たって乾燥性能が保ててるかどうかですね。

最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!私に答えられることならご質問なんでもどうぞ♪

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