夫・会社員、妻・専業主婦の場合の確定申告~出産関係の医療費控除で還付金を得よう~

妊婦検診から出産入院、産後の治療費まですごくお金かかりましたよね。結果的にうちは去年1月~12月までの医療費が40万円近くかかっており、確定申告することで2万円弱戻ってきました。(もっと戻ってくるかと思ったけど夫が育休を取っていたので払っていた税金自体少なかったせいかな・・)

以下は、夫・サラリーマン、妻・専業主婦(収入なし)が昨年(令和元年)に出産し、今年(令和2年)に入ってから確定申告をした、という設定になります。笑

なお、夫は会社で11月ごろに年末調整を終えており、そのときに夫の生命保険などの控除は申請済です。

還付のみなら1月1日から手続き可能

確定申告の時期は毎年だいたい2月16日~3月15日の1か月間ですが、申告することで追加で税金を支払わなければいけない人がこの期間なのであり、申告することで税金が返ってくる(いわゆる還付対象の)人は1月1日から申告することができます。

憂鬱なことはパッパと終わらせておくと良いです!!!!

e-Taxが圧倒的に便利!

確定申告はe-Taxが圧倒的に便利です。去年よりも使いやすいものになってると思いました!

いままでe-Taxを使えなかったMac OSも使用可能になっているようです。

去年1月~12月の医療費の領収書を家族全員分かきあつめる

下準備として、エクセルに去年1年分の医療費を打ち込んでいくと良いです。e-Taxでも領収書1枚1枚見ながら入力できますが、途中でなにかあって消してしまったらとても悲しいですし、医療機関ごとの合計料金のみで申請できるので、入力する手間が少し省けます。(夫/A病院/計12,000円、妻/B病院/計8,000円、というふうに)

妻の収入がない場合は世帯全員分の医療費をまとめて、夫の名義で確定申告をできます。夫の医療費、妻の医療費、こどもの医療費(こども医療証が使えなかった場合の医療費など)の領収書をかき集めて医療機関ごとに支払った金額を記載していきます。

  • 妊婦検診の交通費(バス、タクシー)なども医療費控除に含めることができます!これは領収書はなくても家計簿があればいいので、思い出して書いておくといいかもしれませんね。
  • 出産入院のときの入院費用、食費なども含むことができます。
  • 薬局で購入した薬や医療機器も含むことができます。レシートが残っていれば含めましょう。
  • 赤ちゃんのロタリックスなどの保険適用外の予防接種も含まれます。

e-Taxで申告する場合は領収書の提出は不要なので、保管だけしておけばOKです。

その他細かい点は国税局のHP『医療費控除の対象となる出産費用の具体例』をご参考ください。

源泉徴収票を片手に指示に従って入力

国税局e-Taxのページから『確定申告書を作成する』ボタンを押し、作成していきます。夫の源泉徴収票を手元に準備しておきます。(会社で1月半ばくらいにはもらえることが多いと思います)

指示に従って進んでいくだけです。医療費控除のところにチェックをいれます。生命保険等の入力は年末調整で入れ忘れや数字間違い、追加が発生した、などがない限りはチェックしなくてよいです。

年末調整のときに生命保険や個人年金などは申請済みだと思うので、確定申告のときには入力しなくて良いです。最後の確認画面で生命保険とかの欄が空白なので一瞬「えっ?」思いますが、すでに調整済みの課税対象金額を源泉徴収票を見て入力しているので大丈夫です。

還付額が出る

最後に還付額が出ます。その金額が1か月くらいしたら登録した銀行口座(本人名義のみ)に振り込まれます!

ややこしいように思いますがやってみたらものすごい一瞬でした。領収書が山ほどあったけど、それも数分で入力できましたよ~ぜひやりましょう!

去年の記事→『会社を辞めてから年内に再就職していない妊婦さんは確定申告して還付金を得よう!』

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