大阪・西川医院での無痛分娩!出産体験レポ

朝方3:30破水からの当日20:30に産まれました。子宮口が2cm開き定期的な張りが来はじめてから約14時間後の出産でした。

予定日超過3日目(40w3d)、3200gの元気な女の子です!

主にツイッターでフォローさせてもらってる皆さんの経験談のおかげで、全て冷静に過ごせて、うまく産むことができました☆

そして、西川医院のすばらしい先生や助産師さんたちのおかげで、ほとんど痛みのない穏やかな出産となりました。

妊娠・出産は本当に人それぞれなので一概には言えませんが、私の経験談も1つの事実としてどなたかの役に立てばいいなぁと思い、書きます(^^)

予定日超過、やったこと

予定日を超過し、どのみち41週で入院は決まっていたのでのんびりしていたが、うちの産院は予定日超過したら2日おきに検診に行かないといけないようで、めんどくさい&助成券無くなりそうの不安から次のことをやった。

1.5km歩いて出陣した人のツイートを見て、マネして1.5km歩く

・四つん這いで腰回しするヨガがいきみ逃しに良いと聞いて、寝る前に予行練習

・いつも左下にして寝てるけど、右下にして寝てみる

高位破水からの入院

夜中3:30頃に暑くて目が覚めた。すると何かオモラシのような感じがあり、トイレに行くと少しだけシャバ〜って水が出た。でかいナプキンをつけてたら吸われて気がつかなかったかもしれないけど、毎日おりものシートだったケチな私は、ショーツが少し濡れていたのでいつもとの違いに気がつけた。

(ちなみにツイッターでどなたかが、破水の匂いは精子のような匂いって書いてたのを思い出し、確信に変わった。)

4:00 病院に電話。破水の可能性があり、その場合そのまま入院となるので、入院バッグを持ってすぐに来てくださいとのこと。まずは親を叩き起こす。

5:00 病院到着。破水かどうかを調べるキットで検査し、破水と診断される。子宮の上の方が破れる高位破水というやつで、チョロチョロっとしか水が出ないから気づきにくいそう。

入院決定。早速NSTを腹につけ、助産師さんによる内診グリグリという洗礼を受ける。痛すぎて、今までの検診での内診が可愛く思えた。すでに子宮口は2cm開いていたが、痛みなし。

陣痛がない!?

もともと前駆陣痛も無かったが、子宮口2cm開いてる今も痛みなしという不思議。ベッドに横にされてツイッターをしたりTVを見たりして過ごす。

6:30 NSTの波形によると、8分間隔で張ってるが、いまだ陣痛なし。とにかく腹減った。ぐーぐー鳴っている。

8:00 ようやく朝ごはん。無痛分娩の予定にしており、食べると4時間は麻酔打てなくなる(※麻酔入れたら吐いて肺に吐瀉物が詰まる可能性があるため)という説明を受ける。4時間のあいだにもし急激に陣痛が来たら痛みに苦しむことになるのかと思いつつも、空腹には勝てず完食。うますぎ泣ける。

お腹の張りは相変わらず強いが、痛みなしで、ただ美味いものを食べてくつろいでいるだけ状態。

9:00 助産師さんによる内診グリグリ2回目。子宮口やはり23cm開いてる。「陣痛ツライね〜?」と言われるが、痛みなし。むしろグリグリとその直後ほど痛いものはない。グリグリのあと出血したし、生理痛のような痛みが一瞬出る。

10:45 助産師さんによる内診グリグリ3回目。ツイッターで学んだ足指をぴこぴこ動かして足先に意識を集中させ、全身の力を抜くワザをここで練習。グリグリ程度に耐えられなかったら出産などできぬ!と意思を強く持つ。

もう子宮口45cm開いているが、痛みなしで驚かれる。

「痛くないのに麻酔いれるの?麻酔やめとく?」『(うるせー)入れます』

いちおう麻酔準備に取り掛かる。(太い点滴針をいれる)が案の定、朝メシをウマウマと食べてしまったため、お昼までは麻酔入れられず待機することに。

12:00 分娩室に移動。内診したり血圧測ったりしながら麻酔準備。子宮口5cmくらい開いてる。

助産師さん「MAX痛いのが10だとして、今どのくらいですか〜?」

私『0です』

助産師さん「ゼロ?」

このやりとり何回目

硬膜外麻酔をいれるも、うまく効かず刺し直し

13:00 担当の先生現る。声が小さすぎて聞こえない。

硬膜外麻酔をいれるため、横向きで膝を抱えて背中を丸めて突き出すような姿勢を取らないといけない。でもお腹がでかいし胎動もあるから、これがキツイ。絶対動いちゃいけないから、陣痛きてる人だったら波が凪のときにやらないとめっちゃキツイよね。ここでツイッターでカテーテルゴリゴリ入れられて痛かった人のエピソードを思い出し、怯え始める。

後々の痛みを和らげるためだ赤ちゃんが出てきやすいように力抜いてリラックスできるようにするためだと自分を言い聞かせる。あと、怖いときは「怖い!」と言うの大事。助産師さんが優しさをたっぷりくれて、精神的にだいぶ助かる。

実際は先生がとても上手でほとんど痛くなく処置完了。まずチクっと針で刺されるような感じ。(点滴針ほどは痛くない)そしてカテーテルは少し押されるような感覚があるが、背中で押し返すように意識すればOK

しばらくして、麻酔が効いてるかどうかの確認。ここで陣痛きてる人なら楽になったとかわかるんだろうけど、私はそもそも陣痛が来てないからわからない。冷たい清浄綿で触って冷たさがどのくらいかを見る。麻酔が効いていれば清浄綿で触っても冷たく感じないとのこと。ところが麻酔が効いていなくて、どこを触っても冷たいと言うと、え?という反応をされる。

針の角度すこしで効く効かないなど変わってくるそう。硬膜外麻酔って繊細な処置だし、医療事故とかも一時起きてたので少し心配ではあったが、この病院の先生はとても慎重で、入れたあとも離れずに様子見ながら待機してくれてて安心だった。

清浄綿での確認を何回か繰り返して、やはり冷たさを感じるままなので、針を刺し直すことに。えーさっきのやつもっかいやるのか

2回目なので要領がわかっており、先の見えない恐怖感はない。刺し直しで、ようやくいい感じに麻酔が効くようになった。足先のほうからふくらはぎ、ふともも、お腹に向かってじんわりと暖かく、感覚が鈍くなっていく。

麻酔は痛くなってから追加しても効きが悪いから、少しでも痛いかな?って感じた時点で追加してもらう。(それでも1時間のうちに追加できる量は決められてるが)

陣痛促進剤で一気に子宮口全開へ

助産師さん「これで楽になりましたね〜!陣痛キツかったでしょう?」私『……。』もはや苦笑い。

16:00 この時点で子宮口67cm開いてて張りもすごく強かったらしいけど、麻酔も効いてるし眠くなって寝たりなどする。

破水してから結構時間が経ってるので、陣痛促進剤を点滴でいれることに。

18:00 分娩台はカーテンを境に2台あって、お隣に自然分娩の妊婦さんがやってくる。経産婦っぽかったけど、もう断末魔の叫びで、パニック状態。助産師さん達3人がかりで「鼻から長く吸って、口からフーッとはいてー!」「赤ちゃんに酸素を送ってあげましょ!!」「波が来たら息を吸って、はかない!止めてグーっと力をいれる!!」「背中反らないでヘソ見てヘソ!」などと、一生懸命フォローするも、全くできない様子。怖いなぁと思いつつ、聞こえてくる助産師さんのアドバイスを全て頭に叩き入れて予習。

19:00 気づいたら私も生理痛のような痛みが定期的に出てきてることに気づく。助産師さんに伝達しようにも、お隣の断末魔さんに必死で、わたし放置プレー。

なんとか戻ってきたタイミングで伝える。大きい痛みのときで、痛み度10中5~6くらいになっていた。先ほど予習した呼吸法《鼻から長く吸って、口からフーッと長くはく》を繰り返すと楽になる。さらに麻酔追加が効いてきて余裕の領域へ。もう内診グリグリも怖くない、どんと来い。子宮口すでに10cm開いてるから、いついきんでも良いと言われる!(ここから23時間で産まれるよと言われるが実際は1時間で産まれた!)

上手にいきむコツ

ツイッターのみなさんの経験談・予備知識のおかげでかなり上手に終始静かにいきめて、助産師さんからも初産婦さんとは思えない!と言っていただき、子宮口全開から1時間で産むことができ、出血量も50mlで済むという奇跡のスピード安産だった☆

【意識・実践したこと】

・鼻から長く吸って、口からフーッと長くはく。手の指をロウソクに見立ててその火を消すように。(ツイッター情報)

・足指ピクピク動かして足先に意識を持っていき、ふとももや全身から力を抜く(ツイッター情報)

・海の静かな波をイメージし、リラックス(こちらのnoteがめっちゃ参考になったw→ https://note.mu/suisuiayaka/n/n648d76218409)

・波が来たら1回目はいきまず息を吐く、2回目でたっぷり吸い込んで息を止めて、ヘソを見て腹筋に力をいれる!足の裏を支えてもらうとやりやすい。腕や肩には一切力を入れないで腹筋にのみ力を集中させる。でかいウンコを出すイメージ。

・ベビちゃんが頑張ってくれているから、ママは腹式呼吸でしっかり酸素を送り込んで応援する意識。(ソフロロジー)

NSTで心音を聞いていると、いきんでる間はシーンってしてるんだよね。つまり赤ちゃんに酸素がいってない。間欠期のときにリラックスしてしっかりお腹を膨らませるように呼吸するとバクバクと心音が元に戻るので、それを意識した。

会陰切開して、ついに出産

初産だからどうしても出口が狭く、会陰切開は避けられないとのこと。

麻酔が効いていたので、触ってる感覚はあっても痛みとかはなく、いつ切られたのかもわからないうちに1.5cm切られてた。そのあと数回いきむと、、

ニュルン!

と出てきた。わー本当に自分の体の中から人間が出てきた!!と同時に私っぽさと夫っぽさを兼ね備えたお顔見て笑いそうになった。ベビちゃん、よく頑張ったね!

出てきてすぐにオギャーと泣いて、そのあと指しゃぶりパッチン!ポコッ!ってし始めて、妊婦のときにお腹から聞こえてた謎のパチン音の正体が判明。

大きめベビーだったので、すでに手足顔がプックリしており、色も普通に肌色でびっくりした。

会陰切開後のお股縫い縫い

赤ちゃんをキレイにしてもらってる間に先生がお股を縫い縫いする。チクチクするのかなとかビビりまくって、赤ちゃんのほう見ながら意識を遠ざけてみる。

実際は麻酔がよく効いていて、たまに引っ張られる間隔はあっても縫われてる感覚は0だった。ありがたやーありがたやー

麻酔の管を抜いて、導尿してもらって、すべて終わり。部屋に戻って助産師さんの説明を聞きながらウッカリ寝てたので(失礼!笑)、無痛でも体の疲れはかなりのものなんだろうなぁと実感。

=========

以上、ほぼ痛みの無い、なんともラッキーなお産でした。※一番痛かったのは、(ここには書いてないけど)麻酔が効かないうちにされた導尿と助産師による内診グリグリ

お金はかかるけど、自然分娩の方のお産を目の当たりにして本当に無痛にして良かった、いやむしろ無痛じゃないと怖すぎて私は産めないやと思いました。願わくば全国民が無痛分娩を保険適用でできるようにすべき(`ω´)

ちなみに西川医院は麻酔分娩は+13万円でしたが、これでここまで痛くないなら払って大正解でした。

長々書いたけど、読んでくれてありがとうございました☆これからは育児の領域でまた情報交換していけたらなぁと思ってます^^

【西川医院】に関するブログ記事はこちら

大阪・西川医院での無痛分娩!出産体験レポ」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 出産での入院生活で必要だったもの・必要なかったもの【大阪・西川医院】 | 脱サラ29歳★初めての妊娠ブログ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です